発疹によるかゆみはダニのせい?2種類のダニの対処法
ある女性同士の会話
(女性A)
ねー聞いてよ
今朝起きたら、腕に発疹ができてたねん。
かゆみはない感じだけど。大丈夫かなー?
(女性B)
それって、ダニのせいじゃない?
後からかゆみがくるかもしれんよ。
私は、最近肌荒れがひどいねん。ところどころ発疹ができてる。。。
刺されているわけじゃないけど、かゆくて困ってるねん。
これもダニのせいかなー??
(女性A)
そうちゃう?
でも私とは症状が違う感じやね。
ダニかあ、ショック。。。
ちゃんと掃除してるんやけどなあ。。。
(女性B)
私もー
ダニって、ほんま嫌やわー!!
ダニによる発疹の原因とは?
ダニによって皮膚に発疹が生じることがあります。
原因としては以下3点が考えられます。
1.チリダニによって引き起こされるアレルギーによる発疹
2.ツメダニに刺されたときの発疹
3.上記1,2以外のダニ(イエダニ、マダニ、ニキビダニなど)が原因の発疹
家の中ではほとんど1か2ですので、対処法を説明していきましょう。
1.チリダニによって引き起こされるアレルギーによる発疹
チリダニはアレルギー症状の大半を占めるダニです。
体長は0.3ミリほどしかなく、肉眼では見えません。
また、家にいるダニの8割〜9割はこのチリダニです。
チリダニは人を刺すことはありませんが、チリダニ本体や、死骸、フンなどを吸い込んだり、体に触れたりしてアレルギー反応を引き起こします。
アレルギー反応により、湿疹、蕁麻疹(じんましん)、アトピー性皮膚炎などの発疹を引き起こします。
布団、まくら、カーペット、ソファーなどあらゆる場所に生息しています。何万匹とも言われます。
対処法としては、布団やカーペットなどで、チリダニ本体とともに、死骸やフンも掃除することが必要です。
2.ツメダニに刺されたときの発疹
先ほどのチリダニは人を刺しませんが、こちらのツメダニは人を刺します。
積極的にさすわけではありませんが、大量に発生すると刺されることが多くなります。
ツメダニに刺されると、刺された直後はかゆみはないのですが、数時間〜1日後に強烈なかゆみに襲われます。
さらにかゆみは1週間ほど続き、かきむしったりして痕が残ってしまいます。
チリダニをエサとしており、チリダニが大量にいると、ツメダニが大量発生します。
対処法としては、チリダニと同様に布団やカーペットなどをこまめに掃除する。
そして、エサとなるチリダニを退治し、発生させないことです。
3.上記1,2以外のダニ(イエダニ、マダニ、ニキビダニなど)が原因の発疹
イエダニ、マダニなどの屋外にいるダニは刺されると痛みを生じたり、感染症の危険があったりしますので注意が必要です。
刺されると吸血されかゆくなる!ネズミに寄生するイエダニとは?
ダニによる発疹を予防するには?
ダニによる発疹を予防するには、ダニを退治するしかありません。
しかし、家の中には何万匹にもおよぶダニが生息しているといわれ、退治しきるのは気が遠くなる話です。。。
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